当時ふろく付きで人気、よく比較されるマンガはりぼんとなかよしでした。
発売日が同じりぼんとんかよし。
友だちの間で、今月はどちらを買うか毎月発表しないといけませんでした。(なんでや!)
りぼん派かなかよし派かで、グループの空気が変わることも。
私はずっと「りぼん」派。
なのにある日、仲良しグループの子たちが全員「なかよしにする!」と言い出して……。
私はずっと「りぼん」派。
私は毎月りぼんを買って、続きが楽しみで仕方なかったし、来月もその次も絶対りぼんしかありませんでした。
そのときの私の仲良しグループは4人。
りぼんを買っているのが私を含め3人でした。
次の月、りぼんを買ってた子のひとりが「なかよし」を買うことになりました。
りぼんVSなかよしが、2対2になったことで、どちらがすぐれているかということの言い合いになりました。
「だれだれのマンガがおもしろい」「付録がかわいい」とか。
なかよし宣言された日
ある月、リボン派の友だちが「来月はなかよしにする」と宣言しました。
「え?なんで?美季とアップルパイの続きはいいの?」と思ったけど、そのときは「へぇ〜」くらいにしか思ってなかった。
そして毎月恒例の「りぼんかなかよしどっち買う?」となったとき、3人が口を合わせて「「「なかよし」」」と言いました。
びっくりしてる私に対して、3人は「なかよしのほうが絶対いいに決まってる」と言い出しました。
それを言われた場所も今でも覚えています。
小学校の門から出て学校沿いに左に曲がったところで、道をはさんで右手にアパートに入る細い道があってそこの入り口(笑)
キャンディキャンディの登場
みんながなかよしを選んだ最大の理由はキャンディ・キャンディの連載です。
アニメはまだ始まっていなかったけど、「丘の上の王子さま」「アンソニー」などが話題になっていて、クラスでもキャンディキャンディ人気は急上昇中。
私はなかよしを読んでいなかったので、当然その話にはついていけず。
大人になって子どもの学校のPTAの集まりかなんかで、なぜかキャンディ・キャンディの話がでたことがありました。
アニメが始まったのが中学の時で途中までしか見てない。(けどキャンディキャンディのアニメのオープニング曲は好きで今でも歌える。)
中学で同じ塾の友だちがキャンディ・キャンディ大好きで「読んで!」とコミックを1巻貸してくれたけどそれだけ。
だからこのときもキャンディ・キャンディの話にはついていけず。
でも今はだいたいのあらすじはわかりますよ、だってGoogleがあるからね。
あまりキャンディ・キャンディのことはわからないけど、大人になってレディスコミックでいがらしゆみこ先生が描いてるのを見てプチショックを受けたことがありました。
やっぱり私はりぼん派
ちなみに、なかよしにはほとんど縁がなかった私ですが――
唯一、単行本で持っていたのが高階良子先生の「はるかなるレムリアより」。
このマンガが気に入ってました。
結局、私はずっと「りぼん」派のまま。
途中から妹にりぼん代をバトンタッチしましたが、「ちびまる子ちゃん」の連載が始まったころもまだ読んでいて、20代前半くらいまでは毎月りぼんを手にしていました。
もうこれは「生粋のりぼんっ子」と言っていいでしょう(笑)
「りぼん」のマンガについては、語りたいことがまだまだあります。
またの機会に、たっぷり書きたいと思います。